E504ii - 炭酸水酸化マグネシウム
✅ リスクレベル: 安全 • Additive
この添加物について
起源
炭酸水酸化マグネシウムは、特定の水和および炭酸化の程度に応じて、ハイドロマグネサイトまたはディピンジャイトとしても知られる天然に存在する鉱物です。しかし、食品添加物として使用される形態は、通常、マグネシウム塩を炭酸塩または重炭酸塩溶液と反応させることによって合成的に製造されます。合成生産により、最終製品の純度と一貫性が向上します。
用途
食品産業において、炭酸水酸化マグネシウムは複数の目的で使用されます。主に酸度調整剤として使用され、食品のpHを安定に保つのに役立ちます。また、固結防止剤としても機能し、粉末が固まるのを防ぎます。さらに、必須ミネラルであるマグネシウムの供給源でもあります。具体的な用途としては、食卓塩、粉末食品、特定の焼き菓子への使用が挙げられます。一部の栄養補助食品ではマグネシウム源として、また制酸剤としても見られます。食品に使用されるレベルは、安全性と有効性を確保するために慎重に管理されています。
副作用
炭酸水酸化マグネシウムは、食品に通常使用されるレベルでは一般的に安全であると考えられています。EFSA(欧州食品安全機関)は、炭酸水酸化マグネシウムを含むマグネシウム塩を評価し、食品添加物からのマグネシウムの許容一日摂取量(ADI)を1人あたり1日250 mgと設定しています。マグネシウムの過剰摂取は、下痢や腹部けいれんなどの胃腸障害を引き起こす可能性があります。腎臓に問題のある人は、腎機能の低下が体内のマグネシウム蓄積につながる可能性があるため、注意が必要です。アレルギー反応はまれですが、発生する可能性はあります。他の食品添加物と同様に、バランスの取れた食事の一部として適度に摂取することが重要です。
出典
- 📚 EFSA 2018
- 📚 FDA CFR 21
- 📚 Wikipedia
- 📚 PubChem