E163e - ペオニジン
✅ リスクレベル: 安全 • Additive
この添加物について
起源
ペオニジンは、フラボノイドファミリーに属する植物色素の一種である、天然に存在するアントシアニジンです。様々な果物、野菜、花に含まれており、それらの赤、紫、青の色に寄与しています。一般的な供給源には、ベリー類(クランベリーやブルーベリーなど)、赤ブドウ、プラム、赤玉ねぎがあります。ペオニジンは、食品添加物として使用するためにこれらの天然源から抽出されます。
用途
食品添加物として、ペオニジン(E163e)は主に天然の着色料として使用されます。食品マトリックス中のpHやその他の要因に応じて、赤から紫の色合いを提供します。飲料、ジャム、ゼリー、菓子、加工果物など、様々な食品製品に使用されています。ペオニジンは、その抗酸化特性による潜在的な健康上の利点についても研究されています。しかし、これらの潜在的な利点は、食品添加物としての使用の主な理由ではありません。
副作用
ペオニジンを含むアントシアニンは、一般的に摂取しても安全であると考えられています。ペオニジンに特化した許容一日摂取量(ADI)は確立されていません。欧州食品安全機関(EFSA)のような規制機関は、アントシアニンをグループとして評価しており、食品中に通常摂取されるレベルで重大な安全上の懸念は特定していません。ただし、他の食品添加物と同様に、一部の個人ではアレルギー反応や過敏症を経験する可能性がありますが、これらはまれです。高用量のアントシアニンは、感受性の高い個人に胃腸の不快感を引き起こす可能性がありますが、これは一般的な摂取レベルではよくあることではありません。
規制状況
ペオニジンは、E163(アントシアニン)グループの一部として、食品添加物に関する欧州連合の規則(EC)No 1333/2008に基づき、EU内で食品着色料として使用が許可されています。具体的な使用条件と最大レベルは、当該規則の付属書IIに定義されています。米国では、アントシアニンは一般的に安全とみなされており(GRAS)、食品中の着色料として使用が許可されていますが、供給源と用途によっては特定の規制が適用される場合があります。
出典
- 📚 EFSA 2013
- 📚 FDA CFR 21
- 📚 Wikipedia
- 📚 PubChem