E172ii - 赤色酸化鉄
✅ リスクレベル: 安全 • Additive
この添加物について
起源
赤色酸化鉄 (E172ii) は合成の酸化鉄顔料です。沈殿、熱分解、鉄塩または鉄含有化合物の焼成など、さまざまな方法で製造されます。化学的には天然のヘマタイトに似ていますが、合成形態はより高い純度と一貫性を提供します。色は粒子のサイズと製造プロセスによって、赤褐色から深紅色まで幅があります。
用途
赤色酸化鉄は、食品、化粧品、医薬品など、さまざまな用途で主に着色料として使用されます。食品産業では、ソーセージ、加工肉、ソース、菓子などの製品に赤色または赤褐色を付与するために使用されます。強力な着色料であるため、使用量は通常ごく少量です。また、栄養補助食品や錠剤のコーティングにも使用されます。欧州食品安全機関 (EFSA) は、食品添加物としての酸化鉄および水酸化鉄の安全性を評価しています。
副作用
赤色酸化鉄は、適切な製造慣行に従い、望ましい着色効果を達成するレベルで使用される場合、食品での使用は一般的に安全であると考えられています。EFSAは、食品添加物として使用される酸化鉄および水酸化鉄について、0.5 mg/kg 体重の許容一日摂取量 (ADI) を設定しています。高濃度では、酸化鉄は胃腸刺激を引き起こす可能性がありますが、通常の食品摂取を通じてそのようなレベルに達することはほとんどありません。アレルギー反応はまれです。主な懸念は、製造プロセス中の重金属汚染の可能性であり、そのため厳格な品質管理措置が不可欠です。
規制状況
赤色酸化鉄 (E172ii) は、欧州連合、米国、およびその他の国で食品添加物としての使用が承認されています。規制は、さまざまな食品カテゴリーにおける最大許容レベルを規定しています。EUでは、食品添加物に関する規則 (EC) No 1333/2008 に基づいて規制されています。米国では、食品医薬品局 (FDA) により 21 CFR Part 73 に基づいて規制されています。食品に使用される酸化鉄は、有害な汚染物質を含まないことを保証するために、これらの規制で指定された純度基準を満たす必要があります。
出典
- 📚 EFSA 2013
- 📚 FDA CFR 21 Part 73
- 📚 Wikipedia
- 📚 PubChem