E407
カラギーナン
✅ リスクレベル: 安全 • Thickener
この添加物について
起源
カラギーナンは、食用赤色海藻から抽出される線状の硫酸化多糖類の一種です。これらの海藻は主に、Gigartinaceae、Hypneaceae、Solieriaceae、Phyllophoraceaeの各科に属します。カラギーナンの商業生産には、海藻の収穫、不純物除去のための洗浄、そして熱水またはアルカリ溶液を用いたカラギーナンの抽出が含まれます。抽出物はその後、ろ過、濃縮、乾燥され、粉末やゲルなどの様々な形態のカラギーナンが製造されます。用途
カラギーナンは、食品産業において増粘剤、安定剤、ゲル化剤として広く使用されています。アイスクリーム、ヨーグルト、チョコレートミルクなどの乳製品、加工肉、植物性ミルク代替品、ソース、デザートなど、様々な製品に含まれています。室温でゲルを形成する能力とタンパク質との適合性により、エマルションの安定化や離水(水分分離)の防止に特に有用です。食品以外の用途では、医薬品、化粧品、パーソナルケア製品に使用されています。副作用
カラギーナンは、その潜在的な副作用に関して議論の対象となってきました。一部の研究では、酸性条件下や加工中に生成される可能性のある分解カラギーナン(ポリギーナンとも呼ばれる)が、消化管に炎症を引き起こす可能性があると示唆されています。しかし、食品グレードのカラギーナンは、分解カラギーナンの存在を最小限に抑えるために厳しく規制されています。FDAやEFSAなどの規制機関は、食品に使用されている現在のカラギーナンレベルは摂取しても安全であると結論付けています。それにもかかわらず、一部の個人はカラギーナンに対して消化器系の不快感やアレルギー反応を経験する可能性があります。JECFAによるADI(一日許容摂取量)は「特定しない」とされており、これは利用可能なデータに基づくと高い安全域を示しています。出典
- 📚 EFSA 2018
- 📚 FDA CFR 21 Sec 172.620
- 📚 JECFA
- 📚 Wikipedia
- 📚 PubChem
クイック情報
タイプ
Thickener
リスクレベル
✅ 安全
ヴィーガン?
✅ はい
ハラール?
✅ はい