カシアガム
✅ リスクレベル: 安全 • Thickener/Stabilizer
この添加物について
起源
カシアガムは、マメ科植物であるCassia tora(エビスグサ)およびCassia obtusifolia(キダチセンナ)の種子の胚乳から得られる多糖類です。これらの植物はインドおよびアジアの他の熱帯地域が原産です。ガムは、粉砕、ふるい分け、精製を含むプロセスを経て種子から抽出されます。得られた粉末は、食品添加物としての使用に必要な特性を得るために加工されます。
用途
カシアガムは、主に増粘剤、乳化剤、安定剤として様々な食品用途で使用されます。ペットフードによく含まれており、食感を与え、成分を結びつけるのに役立ちます。ヒト用食品においては、規制上の制限によりその用途はより限定的です。しかし、ソース、ドレッシング、ベーカリー製品などの特定の加工食品に使用され、粘度と安定性に寄与します。また、芳香剤ジェルにも使用されます。欧州食品安全機関(EFSA)は、食品におけるカシアガムの使用を評価しています。
副作用
カシアガムは、承認された用途においては一般的に安全であると考えられていますが、高レベルで摂取すると、腹部膨満、ガス、下痢などの胃腸の問題を引き起こす可能性があります。一部の研究では、非常に高用量での潜在的な肝毒性について懸念が提起されていますが、これらの知見は、食品で通常摂取されるレベルでは決定的ではありません。EFSAのような規制機関は、消費者の安全を確保するために仕様と使用制限を設定しています。安全評価は、食品製品におけるカシアガムの意図された用途とレベルに基づいていることに注意することが重要です。
規制状況
カシアガムは、欧州連合(E427)において特定の条件下で食品添加物として承認されています。欧州委員会は、重金属やその他の汚染物質の制限を含むカシアガムの仕様を確立しています。食品におけるカシアガムの使用は、これらの規制に従う必要があります。EFSAはカシアガムのいくつかの評価を実施し、「特定しない」許容一日摂取量(ADI)を設定しています。これは、望ましい技術的効果を達成するために必要な摂取レベルでは、健康への悪影響は予想されないことを意味します。ただし、特定の食品カテゴリーでの使用は制限されています。米国では、カシアガムは動物飼料での使用が許可されていますが、ヒト用食品での使用は限定的な承認にとどまっています。FDAは、食品添加物規制の安全性と遵守を確保するためにその使用を規制しています。
出典
- 📚 EFSA 2018
- 📚 Commission Regulation (EU) No 231/2012
- 📚 FDA CFR 21