E450iv - ピロリン酸二水素二カリウム
✅ リスクレベル: 安全 • Additive
この添加物について
起源
ピロリン酸二水素二カリウムは、酸性ピロリン酸カリウムとしても知られ、ピロリン酸に由来する無機塩です。ピロリン酸を水酸化カリウムで中和することにより製造されます。これは合成食品添加物です。
用途
ピロリン酸二水素二カリウムは、食品中で緩衝剤、膨張剤、分散剤、およびキレート剤として機能します。緩衝剤としては、安定したpHを維持し、酸性度またはアルカリ度の望ましくない変化を防ぐのに役立ちます。膨張剤としては、重曹と反応して二酸化炭素を放出し、焼き菓子の膨らみを助けます。また、成分を混合物全体に均一に分散させるのに役立ち、金属イオンと結合して、食品中の他の成分との反応を防ぐことができます。焼き菓子、加工肉、乳製品に一般的に使用されています。
副作用
ピロリン酸二水素二カリウムは、優良製造規範に従って使用される場合、規制機関によって一般的に安全(GRAS)と認識されています。一般的に、リン酸塩の過剰摂取はカルシウム代謝を阻害し、特に腎機能障害のある個人において有害な影響を引き起こす可能性があります。FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、リン酸塩を含むすべての供給源からの総食事性リン摂取量について、0-70 mg/kg体重のグループADI(一日許容摂取量)を設定しています。しかし、食品中の一般的な使用レベルは、一般の人々にとって重大なリスクをもたらすとは予想されていません。
規制状況
ピロリン酸二水素二カリウムは、米国、欧州連合、カナダを含む多くの国で食品添加物としての使用が承認されています。その純度、同一性、および特定の食品用途における使用レベルに関する規制の対象となります。EUでは、E450(iv)として指定されています。
出典
- 📚 EFSA 2023
- 📚 FDA CFR 21
- 📚 JECFA