E264 - 酢酸アンモニウム
✅ リスクレベル: 安全 • Preservative
この添加物について
起源
酢酸アンモニウムは、アンモニアと酢酸の反応によって生成される化学化合物です。わずかに酸性の臭いを持つ白色の結晶性固体です。合成的に製造することができます。
用途
酢酸アンモニウムは、食品産業において酸度調整剤および保存料として使用されます。食品のpHを維持し、腐敗を防ぎ、賞味期限を延ばすのに役立ちます。また、香料としても使用されます。繊維産業では染色工程に、分析化学では緩衝溶液として使用されます。焼き菓子、加工肉、チーズなどに含まれています。
副作用
酢酸アンモニウムは、食品に通常使用されるレベルでは一般的に安全であると考えられています。FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、酢酸アンモニウムの許容一日摂取量(ADI)の数値を設定していません。これは、食品に使用されるレベルでは重大な健康リスクをもたらさないことを示しています。ただし、アンモニウム化合物の過剰な摂取は、体内のアンモニアレベルの上昇につながる可能性があり、肝臓や腎臓の機能が低下している個人にとっては問題となる可能性があります。アレルギー反応はまれですが、発生する可能性はあります。他の食品添加物と同様に、既知の過敏症を持つ個人は注意を払う必要があります。
規制状況
酢酸アンモニウムは、米国や欧州連合を含む多くの国で食品添加物として許可されています。規制により、安全性を確保するために、異なる食品カテゴリーで許可される最大レベルが定められています。EUではE264として指定されています。FDAは、適切な製造慣行に従って使用される場合、一般的に安全とみなしています(GRAS)。
出典
- 📚 EFSA FEEDAP Panel 2012
- 📚 FDA CFR 21
- 📚 Wikipedia
- 📚 PubChem
- 📚 JECFA