E210 - 安息香酸
E210

安息香酸

✅ リスクレベル: 安全 Preservative

この添加物について

起源

安息香酸は、多くの植物や動物に自然に存在する化合物です。また、トルエンの部分酸化によって商業的に合成されます。安息香酸ナトリウムなどのその塩も、一般的に保存料として使用されます。

用途

安息香酸とその塩は、主に食品保存料として使用され、カビ、酵母、および一部の細菌の増殖を抑制します。酸性条件下(pH 2.5〜4.0)で最も効果的です。果汁、炭酸飲料、ピクルス、サラダドレッシング、ジャム、ソースなど、幅広い製品に使用されています。また、化粧品や医薬品の保存料としても使用されます。食品における一般的な使用レベルは0.05%から0.1%です。

副作用

安息香酸は、許可されたレベルでの摂取は一般的に安全であると考えられています。FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、許容一日摂取量(ADI)を0-5 mg/kg体重と定めています。一部の個人、特にサリチル酸塩に敏感な人は、皮膚刺激や喘息などのアレルギー反応を経験する場合があります。アスコルビン酸(ビタミンC)と組み合わせると、安息香酸は発がん性物質として知られているベンゼンを少量生成する可能性があります。しかし、生成されるベンゼンのレベルは通常非常に低く、リスクは最小限であると考えられています。規制当局は、食品や飲料中のベンゼンレベルが安全な範囲内にあることを確認するために監視しています。

規制状況

安息香酸(E210)は、欧州連合、米国、カナダを含む多くの国で食品添加物としての使用が承認されています。規制により、様々な食品カテゴリーにおける最大許容レベルが定められています。EUでは、特定の純度基準と表示要件の対象となります。

出典

  • 📚 EFSA 2016
  • 📚 FDA CFR 21
  • 📚 JECFA
  • 📚 Wikipedia
  • 📚 PubChem
クイック情報
タイプ Preservative
リスクレベル ✅ 安全
ヴィーガン? ✅ はい
ハラール? ✅ はい
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