E352
E352 - リンゴ酸カルシウム
✅ リスクレベル: 安全 • Antioxidant
この添加物について
起源
リンゴ酸カルシウムは、リンゴ酸のカルシウム塩です。リンゴ酸は、多くの果物、特にリンゴに天然に存在するジカルボン酸です。リンゴ酸カルシウムは、リンゴ酸を水酸化カルシウムや炭酸カルシウムなどのカルシウム源で中和することにより合成的に製造されます。リンゴ酸カルシウム (E352(i)) とリンゴ酸水素カルシウム (E352(ii)) の2つの形態があります。用途
リンゴ酸カルシウムは、食品産業において主に酸度調整剤、結着剤、風味増強剤として使用されます。缶詰の果物や野菜、飲料、焼き菓子など、さまざまな加工食品に含まれています。結着剤として、加工中の果物や野菜の食感を維持するのに役立ちます。また、わずかに酸味のある風味も与えます。リンゴ酸カルシウムは、強化食品のカルシウム源としても使用できます。副作用
リンゴ酸カルシウムは一般的に摂取しても安全であると考えられています。リンゴ酸は多くの食品の天然成分であり、カルシウムは必須ミネラルです。FAO/WHO合同食品添加物専門家会議 (JECFA) は、リンゴ酸とその塩類について数値的な許容一日摂取量 (ADI) を「特定しない (not specified)」と定めており、これは食品に使用されるレベルでは健康リスクをもたらさないことを意味します。ただし、いかなるカルシウム塩の過剰摂取も、敏感な個人においては胃腸の不快感を引き起こす可能性があります。食品に通常使用されるレベルで、科学文献において重大な有害作用は報告されていません。規制状況
リンゴ酸カルシウム (E352) は、欧州連合や米国を含む多くの国で許可されている食品添加物です。EUでは、規則 (EC) No 1333/2008 の付属書 II に記載されており、特定の条件下で様々な食品カテゴリーで使用できます。米国では、優良製造規範に従って使用される場合、食品医薬品局 (FDA) によって一般的に安全と認められています (GRAS)。出典
- 📚 EFSA 2023
- 📚 FDA CFR 21
- 📚 JECFA
クイック情報
タイプ
Antioxidant
リスクレベル
✅ 安全
ヴィーガン?
✅ はい
ハラール?
✅ はい