E318 - エリソルビン酸カルシウム
✅ リスクレベル: 安全 • Antioxidant
この添加物について
起源
エリソルビン酸カルシウムは、エリソルビン酸(イソアスコルビン酸)の塩であり、アスコルビン酸(ビタミンC)の立体異性体です。食品グレードのデンプンを特定の真菌や細菌で発酵させ、その後の化学変換とカルシウム添加によって合成的に生産されます。化学的にはビタミンCに似ていますが、異なる生物活性を示します。
用途
エリソルビン酸カルシウムは、主に酸化防止剤として食品添加物に使用されます。食品の酸化を防ぎ、色、風味、栄養価を保持します。加工食品、特に加工肉、缶詰の果物や野菜、飲料によく見られます。発がん性物質であるニトロソアミンの加工肉での生成を防ぐのに特に効果的です。典型的な使用レベルは食品製品によって異なりますが、一般的に0.01%から0.1%の濃度で使用されます。
副作用
エリソルビン酸カルシウムは、一般的に摂取しても安全であると考えられています。FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、許容一日摂取量(ADI)を「特定しない」と定めており、これは食品に通常使用されるレベルでは健康リスクをもたらさないことを意味します。大量に摂取した場合、一部の個人は軽度の胃腸の不快感(膨満感や下痢など)を経験する可能性があります。しかし、そのような影響はまれです。典型的な使用レベルでの重大な有害作用は、科学文献では報告されていません。EFSAやFDAなどの規制機関は、食品での使用を承認しています。
規制状況
エリソルビン酸カルシウムは、米国、カナダ、欧州連合、オーストラリアを含む多くの国で食品添加物としての使用が承認されています。米国では食品医薬品局(FDA)、欧州連合では欧州食品安全機関(EFSA)などの機関によって規制されています。これらの機関は、その安全性確保のため、純度と食品製品における使用レベルの仕様を定めています。
出典
- 📚 EFSA 2016
- 📚 FDA CFR 21
- 📚 JECFA
- 📚 Wikipedia
- 📚 PubChem