アスコルビン酸カルシウム
✅ リスクレベル: 安全 • Antioxidant
この添加物について
起源
アスコルビン酸カルシウムは、アスコルビン酸(ビタミンC)と炭酸カルシウムまたは水酸化カルシウムを反応させて形成されるミネラル塩です。白色からわずかに黄みがかった、無臭の結晶性粉末です。アスコルビン酸よりも酸味が少なく、酸味に敏感な方のサプリメントとして好まれることが多いです。
用途
アスコルビン酸カルシウムは、主に抗酸化剤および栄養補助食品として使用されます。食品や飲料に添加され、変色、酸敗、風味の損失を引き起こす可能性のある酸化を防ぎます。また、食品をビタミンCとカルシウムで強化するためにも使用されます。一般的な用途には、フルーツジュース、加工果物、野菜、焼き菓子などがあります。医薬品用途では、特に「胃に優しい」または緩衝型ビタミンCとして販売されているビタミンCサプリメントに使用されます。
副作用
アスコルビン酸カルシウムは一般的に摂取しても安全であると考えられています。ビタミンCの供給源として、過剰摂取は下痢、吐き気、腹部けいれんなどの胃腸障害を引き起こす可能性があります。しかし、これらの影響は通常、推奨される1日摂取量をはるかに超える非常に高用量に関連しています。カルシウム成分も一般的に安全ですが、過剰なカルシウム摂取は、特に既存の腎臓病を持つ個人において、まれに高カルシウム血症を引き起こす可能性があります。欧州食品安全機関(EFSA)は、アスコルビン酸カルシウムが意図された技術的機能または栄養目的を達成するために必要なレベルで安全であると見なされているため、特定の許容一日摂取量(ADI)を設定していません。ただし、その安全性を評価する際には、ビタミンCのADIが考慮されることがよくあります。
規制状況
アスコルビン酸カルシウムは、欧州連合(E302)、米国、カナダを含む多くの国で食品添加物としての使用が承認されています。EUでは、食品添加物に関する規則(EC)No 1333/2008に基づいてその使用が規制されています。米国では、特定の使用条件下で食品医薬品局(FDA)によって「一般的に安全と認められる」(GRAS)とされています。これらの規制は、使用できる食品の種類と最大許容レベルを定めています。
出典
- 📚 EFSA 2016
- 📚 FDA CFR 21
- 📚 Wikipedia
- 📚 PubChem