E413 - E413 - トラガントガム
E413

E413 - トラガントガム

✅ リスクレベル: 安全 Thickener/Stabilizer

この添加物について

起源

トラガントガムは、中東原産の*アストラガルス属*(*Astragalus*)の数種の豆科植物、主に*アストラガルス・グミファー*(*Astragalus gummifer*)の乾燥した樹液から得られる天然ガムです。このガムは、植物の茎に作られた切り込みから滲み出て、その後乾燥されます。これは多糖類の複雑な混合物であり、主に水溶性画分と水不溶性画分から構成されています。水溶性画分はトラガカンチンとして知られ、水不溶性画分はバソリンと呼ばれます。このガムは何世紀にもわたって増粘剤、安定剤、乳化剤として使用されてきました。

用途

トラガントガムは、粘度を高め、エマルションを安定させる能力があるため、幅広い食品に利用されています。サラダドレッシング、ソース、アイスクリーム、パン菓子のフィリングなどによく見られます。また、ガムペーストやフォンダンなどの製菓において、滑らかでしなやかな食感を作り出すために使用されます。食品以外では、トラガントは医薬品において錠剤やトローチの懸濁剤や結合剤として使用されます。さらに、化粧品や繊維印刷にも応用されています。

副作用

トラガントは一般的に摂取しても安全であると考えられています。FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、トラガントの許容一日摂取量(ADI)の数値を設定していません。これは、食品に通常使用されるレベルでは、ヒトの健康に対するリスクが低いことを示しています。ただし、一部の個人、特に他の豆類に既知のアレルギーがある人は、アレルギー反応を経験する可能性があります。トラガントの繊維含有量が高いため、大量に摂取すると、腹部膨満感や下痢などの胃腸の不快感を引き起こすことがあります。トラガントの粉塵に繰り返し曝露された個人において、職業性喘息の稀な報告があります。

規制状況

トラガント(E413)は、欧州連合や米国を含む多くの国で食品添加物として許可されています。EUでは、特定の純度基準と表示要件の対象となります。米国では、優良製造規範に従って使用される場合、一般的に安全とみなされています(GRAS)。FDAは21 CFR 184.1351に基づいてその使用を規制しています。

出典

  • 📚 EFSA 2017
  • 📚 FDA CFR 21 184.1351
  • 📚 Wikipedia
  • 📚 JECFA
クイック情報
タイプ Thickener/Stabilizer
リスクレベル ✅ 安全
ヴィーガン? ✅ はい
ハラール? ✅ はい
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