E554 - ケイ酸アルミニウムナトリウム
✅ リスクレベル: 安全 • Acidity Regulator
この添加物について
起源
ケイ酸アルミニウムナトリウムは、合成の非晶質アルミニウムケイ酸塩です。これは、管理された環境下でケイ酸ナトリウムと硫酸アルミニウムを反応させることによって製造されます。得られた沈殿物は、ろ過、洗浄、乾燥されます。組成は異なり、シリカとアルミナの比率が異なる様々なグレードが存在します。
用途
ケイ酸アルミニウムナトリウムは、主に食品の固結防止剤として使用されます。粉末や粒状の材料が固まるのを防ぎ、自由な流動性と取り扱いやすさを確保します。塩、スパイス、粉ミルク、インスタントコーヒーなどの粉末食品によく見られます。この添加物は、水分や油分を吸着することで粒子の粘着性を低減します。典型的な使用レベルは、安全性と有効性を確保するために慎重に管理されています。また、紙やゴムの製造など、食品以外の用途にも使用されます。
副作用
ケイ酸アルミニウムナトリウムは、食品に通常使用されるレベルでは一般的に安全であると考えられています。FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)は、許容一日摂取量(ADI)を「特定しない」と設定しています。これは、利用可能なデータに基づくと、望ましい技術的効果を達成するために必要なレベルで使用した場合に生じる物質の総食事摂取量が健康上の危険をもたらさないことを意味します。しかし、アルミニウム化合物の過剰摂取は、特に腎臓に問題のある個人において、潜在的な健康上の懸念と関連付けられています。いくつかの研究では、高アルミニウム摂取と神経毒性との間に可能性のある関連性が示唆されていますが、証拠は決定的ではありません。規制機関は、新しい科学データに基づいて食品添加物の安全性を継続的に監視し、再評価します。
出典
- 📚 EFSA 2018
- 📚 JECFA
- 📚 FDA CFR 21
- 📚 Wikipedia
- 📚 PubChem