E161d - ルビキサンチン
✅ リスクレベル: 安全 • Additive
この添加物について
起源
ルビキサンチンは、天然に存在するカロテノイド色素であり、特にキサントフィルの一種です。様々な果物や植物、特にローズヒップ(バラ属)、パプリカ、一部の藻類に含まれています。これらの天然源から抽出することも、合成的に生産することも可能ですが、食品用途では天然抽出がより一般的です。
用途
食品添加物として、ルビキサンチンは主に着色料として使用されます。食品に赤橙色の色合いを与えます。果物調製品、菓子、焼き菓子、飲料など、幅広い食品用途で使用されています。この色は通常の食品加工条件下では比較的安定していますが、光や酸化の影響を受けることがあります。主要な規制機関であるEFSAやJECFAによって一日許容摂取量(ADI)は明示的に定義されておらず、食品に通常使用されるレベルでの毒性に関する懸念は低いことを示唆しています。
副作用
ルビキサンチンは、食品に使用されるレベルでは一般的に安全であると考えられています。食品着色料としての使用に関連する重大または十分に文書化された副作用はありません。カロテノイドは一般的に抗酸化特性で知られており、ルビキサンチンもこの効果に寄与する可能性があります。ただし、カロテノイドの過剰摂取は、カロテノイド血症と呼ばれる無害な皮膚の黄変を引き起こす可能性があり、摂取量を減らすことで可逆的です。アレルギー反応はまれですが、他の食品添加物と同様に発生する可能性があります。
規制状況
ルビキサンチン(E161d)は、欧州連合において、規則(EC)No 1333/2008の付属書IIに定義されている特定の条件と最大使用レベルの下で食品着色料としての使用が許可されています。具体的な規制は食品カテゴリーによって異なります。FDAはルビキサンチンを直接の食品添加物として特定の規制を設けていませんが、必要な仕様と安全基準を満たしていれば、着色料に関する一般規定の下で使用されることがあります。JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)は数値的なADIを設定していませんが、現在のレベルでの食品への使用は安全上の懸念ではないと示しています。
出典
- 📚 EFSA 2008
- 📚 Regulation (EC) No 1333/2008
- 📚 Wikipedia
- 📚 PubChem