E310 - 没食子酸プロピル
E310

没食子酸プロピル

✅ リスクレベル: 安全 Antioxidant

この添加物について

起源

没食子酸プロピルは、天然に存在する植物成分である没食子酸に由来する合成抗酸化剤です。没食子酸とプロパノールをエステル化することによって生成されます。没食子酸は、茶葉、オークの樹皮、ウルシなど、さまざまな植物に含まれています。

用途

E310、または没食子酸プロピルは、主に食品中の脂肪や油の酸化を防ぐための抗酸化剤として使用されます。植物油、動物性脂肪、精油の酸化防止に特に効果的です。ブチルヒドロキシアニソール(BHA)やブチルヒドロキシトルエン(BHT)などの他の抗酸化剤と組み合わせて使用されることが多く、相乗効果を発揮します。没食子酸プロピルは、植物油、肉製品、スナック食品、粉乳、食品包装材料など、さまざまな食品に含まれています。化粧品や医薬品にも使用されることがあります。 欧州食品安全機関(EFSA)は、没食子酸プロピルの許容一日摂取量(ADI)を1.4 mg/kg体重/日と定めています。

副作用

没食子酸プロピルは、許可されたレベルでの摂取であれば一般的に安全であると考えられています。しかし、一部の個人では、皮膚の発疹や胃腸の不調などのアレルギー反応を経験する場合があります。動物実験では、高用量で肝臓や腎臓の損傷を引き起こす可能性がありますが、これらの影響は、一般的な食事摂取レベルの人では観察されていません。内分泌かく乱作用の可能性については懸念がありますが、決定的な証拠はありません。EFSAは没食子酸プロピルの安全性を再評価し、現在のADIが人の健康を保護すると結論付けています。

規制状況

没食子酸プロピルは、米国、欧州連合、カナダを含む多くの国で食品添加物としての使用が承認されています。規制により、さまざまな食品製品における最大許容レベルが定められています。EUでは、食品添加物に関する規則(EC)No 1333/2008の付属書IIに記載されています。米国では、食品医薬品局(FDA)によって21 CFR 184.1660に基づいて規制されています。

出典

  • 📚 EFSA 2023
  • 📚 FDA CFR 21
  • 📚 Wikipedia
  • 📚 PubChem
  • 📚 Regulation (EC) No 1333/2008
クイック情報
タイプ Antioxidant
リスクレベル ✅ 安全
ヴィーガン? ✅ はい
ハラール? ✅ はい
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