E905B - E905b - ワセリン
E905B

E905b - ワセリン

✅ リスクレベル: 安全 Additive

この添加物について

起源

ワセリンは、ペトロラタムとも呼ばれ、炭化水素(主に炭素数25以上)の半固形混合物であり、元々は治癒特性を持つ外用軟膏として宣伝されていました。重質潤滑油留分の脱ろうによって石油から得られます。このプロセスには、不要な成分や不純物を除去するための蒸留、溶媒抽出、水素化処理が含まれます。得られる物質は、精製された鉱物油とワックスの混合物です。

用途

食品産業では、ワセリン(食品グレード)は離型剤、保護コーティング、潤滑剤、消泡剤として使用されます。ベーキングパンに塗布して焦げ付きを防いだり、果物や野菜の保護コーティングとして貯蔵寿命を延ばしたり、チューインガムベースの成分として使用されたりします。また、医薬品および化粧品産業でも、ローション、クリーム、軟膏など幅広い製品に利用されています。FDAは食品との直接接触におけるその使用を規制しています。

副作用

食品グレードのワセリンは、その意図された用途において一般的に安全であると考えられています。FDAは特定の条件下で直接食品添加物としての使用を許可しています。しかし、製造過程で多環芳香族炭化水素(PAHs)による汚染の可能性について懸念が存在します。高度に精製されたワセリンは、リスクが最小限であるとされています。優良製造規範(GMP)内で使用されるため、ADI(一日許容摂取量)は設定されていません。ただし、過剰な摂取は推奨されず、消化不良を引き起こす可能性があります。不純物は発がん性を持つ可能性がありますが、食品グレードのワセリンは、このリスクを最小限に抑えるために高度に精製されています。

規制状況

ワセリンは世界中の様々な機関によって規制されています。米国では、食品医薬品局(FDA)が21 CFR 172.880に基づき、純度要件を定めて直接食品添加物としての使用を許可しています。欧州連合では、特定の条件下で許可されており、純度基準を満たす必要があります。欧州食品安全機関(EFSA)は、その安全性を評価し、食品接触材料における使用に関する仕様を確立しています。これらの規制により、食品関連用途で使用されるワセリンが高度に精製され、有害な汚染物質を含まないことが保証されています。

出典

  • 📚 FDA CFR 21
  • 📚 EFSA FEEDAP Panel
  • 📚 Wikipedia
  • 📚 PubChem
クイック情報
タイプ Additive
リスクレベル ✅ 安全
ヴィーガン? ✅ はい
ハラール? ✅ はい
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